シャープ、太陽電池セルで変換効率35.8%を実現

加納恵(編集部)2009年10月22日 15時36分

 シャープは化合物3接合型太陽電池で、太陽電池セルの世界最高変換効率35.8%を達成したと発表した。化合物3接合型太陽電池は、インジウムやガリウムなど、2種類以上の元素から構成される化合物を材料とした太陽電池。シリコンを用いた太陽電池に比べ、変換効率が高いことが特徴だ。

 今回シャープでは、独自の層形成技術によって「結晶性を高めたInGaAs(インジウムガリウムヒ素)の層形成」を実現。ムダになる電流を最小限に抑え、従来31.5%だった変換効率を、35.8%まで高めることに成功したという。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]