8月からは本人確認のための機能も用意した。デジタルカメラなどで撮影した免許証をサイトにアップすることで、本人確認ができたユーザーに対して、CaFoRe側でプロフィールページに「本人確認済み」のアイコンを表示するということも実施している。
CaFoReを運営するブラケットは2008年10月の設立。代表取締役兼CEO光本勇介はもともと外資系PR会社に勤務していた。ある時、車のPRを担当することになり、車の利用状況などを調査していく中で個人間カーシェアリングに注目。独立してCaFoReを提供するに至った。「不況で車が売れないのを目の当たりにしていたが、その一方で日本中に5700万台以上の自家用乗用車がある。また、ドイツでの統計だが、自家用乗用車の1日の稼働率を100%換算すると3%程度。使っていない時間が多いのでここにチャンスがあると考えた」(光本氏)
CaFoReは4月にサービスを開始した。現在のユーザーは2000名弱、レンダーとボロワーの割合ではほぼ半々に分かれており、利用者の反応はおおむね良好だという。「個人間でやりとりするので、車を借りるまでのプロセスや体験を楽しむ人も多い」(光本氏)。今後は、出品している車の情報だけでなく、レンダーが登録したユーザーの車と所在地を検索し、出品していない場合でも出品の相談をする機能などを提供する予定だ。
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