「チーズはどこへ消えた?」のスペンサー・ジョンソン氏が送る、新たな物語。人生に疲れてしまう前に、ぜひ手にとって欲しい1冊。
仕事も家庭も苦しい状況にあるマイケル・ブラウンが、友人のアンに会う所から話は始まる。不幸な境遇にあるときいていたアンが、意外にも陽気で元気いっぱいであることを不思議に思うマイケル。実は、ある物語を聞いたことから、アンは逆境と順境に対する見方が変わり、仕事でも私生活でもうまくやっていけるようになったという。その物語とは……。
実際のところ、似たような話は数多くある。しかし、世界的な経済危機と言われる今こそ、多くの人がこの話を必要としているのだろう。だからこそ、ビジネスパーソンが読みやすいように、巧みに構成された物語にハッとさせられる。この物語では、一人のビジネスパーソンが、仕事で人生で、さまざまな浮き沈みを経験する。これはすなわち、私たち自身の事だ。
人生山あり谷あり。しかし「自分は現在谷にいるんだ」と思っていても、果してそれは本当に谷なのか?そして、谷には陽はささないのか?その答えは、物語を読んで自ら見つけて欲しい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス