[ウェブサービスレビュー]日本語サイトも用意されたPDF変換サービス「Doc2PDF Online」

BCLテクノロジーズ
内容:「Doc2PDF Online」は、手持ちのビジネス文書やテキスト、画像ファイルをオンラインでPDFに変換してくれるサービスだ。日本語サイトが用意されており、手持ちのファイルをオンラインでPDFに変換し、メールで受信することができる。

 「Doc2PDF Online」は、PDF出力ツール「easyPDF」のエンジンを利用した、オンラインPDF変換サービスだ。名称こそ「Doc2」と、Word文書からの変換が主であるかのようなサービス名だが、実際には後述のとおり多彩なフォーマットに対応していることが特徴だ。

  • 「Doc2PDF Online」のトップページ。このページでは変換したいファイルと出力ファイル名、および受信するメールアドレスを入力する。ちなみにヘッダ部は「Doc2PDF Online」のロゴではなく、提供元のBCLテクノロジーズのロゴが表示されている

 この種のサービスとしては珍しく、日本向けのサイトが用意されている。サイトではまず変換したいファイルを指定したのち、変換後のファイル名、およびPDFファイルを受信するメールアドレスを入力する。「Convert to PDF」のボタンを押すと、しばらくしてから指定のメールアドレスにPDFファイルが送られてくるという仕組みだ。

 PDFに変換して送られてくるまでの所要時間は、サイトによると15分以内と書かれているが、実際はもっと早く、ほとんどの場合は1分もせずにメールが送られてきた。ちなみにサイトは日本語表記だが、PDFファイルを添付したメールは英文で送られてくるので、スパムフィルターで弾いてしまわないように注意が必要だ。

 サポートされているファイル形式は、Word/Excel/PowerPointのほか、JPEG/GIF/BMPなどの画像ファイル、さらにテキストファイルにも対応している。サイト上に表記はないが、実際に試したところ、Office2007形式についても変換できた。また、ウェブアーカイブ形式(.mht)にも対応しているため、Internet Explorerで保存済みのウェブページをPDF化するという用途にも使える。

 「Doc2PDF Online」の特色は、なんといっても日本語のインターフェースを備えていることだ。機械翻訳口調でやや怪しい表現は残るものの、とっつきやすさはほかのサービスよりも上だろう。デメリットとしては、ファイル容量に2Mバイトまでという制限があることだろうか。また、同等サービスにも言えることだが、ファイルの内容によってはうまく変換できない場合もあるので、ケースバイケースでほかのサービスと併用することをお勧めしたい。

  • 「Convert to PDF」のボタンを押したら、メールが送られてくるまでしばらく待つ

  • しばらくすると「pdfonline@bcltechnologies.com」からPDFが添付されたメールが送られてくる。タイトルは「PDF Online - (ファイル名)」となっている。さきのサイトは日本語表示だったが、このメールは英語表記だ

  • 変換されたPDF。日本語にもきちんと対応しており、レイアウトの再現性も高い

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