Major League Baseball(MLB)が、MLB.tvとMLB.comの2つのMLBオンラインサイトで、「Twitter」を活用し始めている。ファンは自分の意見を述べることもできるし、「内部関係者」の140文字で伝える情報を読むこともできる。この情報は、各チームの公式Twitterアカウントやファンブログから、つぶやき(tweet)として送信される。
ユーザーは入力フォームから直接新しいメッセージを投稿できるほか、ハッシュタグを使って自分のtweetをストリームに乗せることもできる。これらのtweetは、試合中の出来事と並んで表示され、ストリーミングラジオフィードに対する代替的な解説としての役割を果たす。これはとても素晴らしいアプローチである。なぜなら、ユーザーはMLBのリアルタイム試合速報サイトに滞在する必要がないからだ。その代わりに、この機能は、ほかの場所で試合を観戦したり、実況を聴いたりしているユーザーのコメントを利用することができる。
ただし、MLBのTwitterボックスにとどまることに決めたユーザーには、便利なオプションがたくさん用意されている。気に入ったコメントを残したユーザーと友達になったり、ショートカットボタンを使って友達のtweetに素早くretweetしたりできるようにするTwitterのAPIを利用することが可能で、ストリームは絶え間なく更新される。
ただし、MLBに是非やってもらいたいことが1つある。それは、MLBのサイトから送信されるretweetをフィルタで除外することだ。メッセージがほかのユーザーによって既に投稿されたものである場合、ほかのユーザーがそれを取り上げるたびに、同じメッセージを何度も見せられる羽目になる。フィルターを設置することで、こうした無駄な情報をある程度減らせるはずだ。また、どのチームを話題にしているかによって、tweetを色分けできるようになると素晴らしい。これが実現されると、ストリームの分析がはるかに容易になるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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