日本ビクターは7月30日、ハイビジョンビデオカメラ「Everio」シリーズにおいて、新機種「GZ-HM400」を発表した。SDカードスロットと32Gバイト内蔵メモリのダブルメモリ仕様となる。発売は8月上旬。価格はオープンだが、店頭想定価格は11万円前後となる。
GZ-HM400は、総画素1029万画素の1/2.33型CMOSセンサーを採用し、フルハイビジョン撮影を実現。静止画撮影時には画素補間のないリアル900万画素写真が撮れる。
映像処理エンジンには「HDギガブリッドPremium II」を搭載し、AVCHD規格の上限レートとなる24Mbps記録に対応。新開発の「コニカミノルタHDレンズ」は、コンパクトサイズながら10倍の光学ズームを備える。
本体には、ビデオカメラとしては初となる高音質化技術「K2テクノロジー」を採用。標準バッテリで約2時間25分の撮影ができる低消費電力設計となっている。
Everioでは、コンパクトボディを実現した女性向けモデル「GZ-HD300」とスマートボディに高画質機能を内蔵した男性向けモデル「GZ-X900」をすでに商品化している。今回のGZ-HM400はファミリー層向けとして投入しており「高性能を簡単に使えるやさしさを加えた」(日本ビクター)とのことだ。
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