デジタルアルキミストは7月17日、ネットワークHDDメディアプレイヤー「MOVIE PIRATESシリーズ」を発表した。7月下旬より発売する。
Blu-rayやDVD-video形式のデータをジュークボックスのように管理できるのが特徴で、PCを使わずにAVCHDビデオカメラで撮影した動画や写真を機器内に取り込むこともできる。
DVDドライブを搭載しないスタンダードモデル「DA-MA102」(2万9800円)とDVDドライブを搭載した「DA-MP101」(3万7800円)がある。HDDは含まれていないため、SATA規格の3.5インチHDDをユーザーが用意する必要がある。
MOVIE PIRATESシリーズは、フルハイビジョンの動画もスムーズに扱えるSigma Designs製の8634LFハードウェアデコードチップを採用している。DVDドライブを搭載したDA-MP101ならば、PCやネットワークにつなぐことなく著作権保護がされていないDVDディスクをHDDにバックアップすることもできる。
また、内蔵HDDからの再生やネットワーク上のコンテンツの再生にも対応している。HDMI端子を使ってテレビやプロジェクターにつないで動画を大画面で楽しめるほか、家庭内LAN経由でフォルダを共有設定することで、ネットブックなどフルハイビジョンの動画再生が難しいPCでも動画が見られるなどの利点がある。
さらに細やかな使い勝手も特徴の1つで、ファイル再生時には、前回の停止位置から再生できる「動画レジューム機能」に対応。レジュームできるファイル数は500ファイル以上という。CMの早送りに対応できるよう、30秒単位で早送りができるほか、また忙しい時に便利な1.3倍速早見再生もサポート。より家電感覚で動画を楽しめる。
DVDのファイル形式は、ifo/iso/vobに対応。ifo/iso形式では通常のDVDとまったく同じ操作ができ、字幕の選択などもできる。また、最新のH.264コーディックをはじめ、フルハイビジョンクラスの映像ファイル(m2ts、WMV-HD、DivX6/7)にも対応している。
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