キヤノンは7月16日、デジタルビデオカメラ「iVIS」シリーズにおいて、「iVIS HF 21」(HF21)と「iVIS HF S11」(S11)の2機種を発表した。両機種ともに64Gバイトの内蔵メモリを備える。発売は8月上旬。価格はオープンだが、店頭想定価格はHF21が13万円前後、S11が15万円前後となる。
従来32Gバイトだった内蔵メモリを、倍となる64Gバイトへと増量し、歩きながらの撮影にも強い手ブレ補正ダイナミックモードを採用。新たなシーンモードとして「夜景」を追加するなど、日常撮影時に役立つ機能を備えた。
また、スタンダードからハイビジョンへの画質向上により、ユーザーが「シビアになった」と分析するピントのスピードに着目。キヤノン独自の「外測AFセンサー」をレンズ脇に搭載することで、暗所や白トビしやすい場所での撮影時にも、すばやくピントを合わせることができるという。
HF21には1/4型 キヤノンHD CMOSセンサーを搭載し、光学ズームは15倍。S11は、1/2.6型 キヤノン HD CMOSセンサーを内蔵し、光学ズームは10倍となる。
水深40m対応の別売のウォータープルーフケースも用意したHF21には、「水中」に加え「水上」シーンモードを搭載することで、水上でも色の赤みを押さえ、見たままの色で撮影できるとのことだ。
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