Facebookは米国時間7月15日、同サイトの開発者ブログにいくつかのちょっとした発表を投稿した。最も重要なものは、さまざまな憶測が飛び交った末に同社がついにローンチする仮想通貨プラットフォームのアルファテスターの募集である。
同投稿には、「われわれは現在、一部のアプリケーションにおいてユーザーからの『Facebook Credits』を受け付けられるようにするためのアルファテストを実施中である」と記されている。「当サイトの2億5000万人のユーザーが15の通貨でFacebook Creditsを購入することができるようになった。Facebook Creditsがプラットフォーム上でさらに広く使用可能となるにつれ、開発者の収益獲得が著しく改善され、ユーザーエクスペリエンスが向上すると信じている」(Facebook投稿記事)
またFacebookは、2年以上前に最初にローンチされた同社のプラットフォームで動作するアプリケーションを構築し、それを宣伝したいと考える開発者向けの新しい選択肢を発表した。開発者らは、自分のアプリケーションを既に利用している(または利用していない)ユーザーに対し広告を提供することができる。それにより、例えば、既存ユーザーに同じ開発者による新しいアプリの試用を勧めたり、あるいはまったく新しいユーザーの獲得を目指したりすることができる。
大規模なビジネスがすでにこの開発者プラットフォーム上に構築されている。実際、少なくとも現時点では、同プラットフォーム上のアプリは合計で、Facebook自体以上の収益を上げているとする、いくつかの信頼できる評価が発表されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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