返信メールで、できあがってきた写真イメージを確認。その後、予約番号を確認し、セブン-イレブンのコピー機で購入可能だ。筆者も実際に試してみたが、添付する写真の解像度を下げてしまいエラーとなった程度で、購入までをスムーズに行うことができた。
6月17日には、トリミング(位置調整)機能も追加され、確認メールから写真イメージを調整できる。
バリューコミットメントCTOの中野知彦氏にこの事業の発端を伺ったところ、同社は元来コンビニでのコンテンツ印刷事業を手がけていたのだという。そして新事業として証明写真サービスの展開を計画。現状の証明写真サービスについてヒアリングしたところ、「値段が高い」「証明写真ボックスがどこにあるかわからない」「思った表情で取れない」といった不満が多いことを知った。
そういったユーザーの声を元に生まれたのがケータイプリンだ。2008年8月にサービスを開始し、現在では月間5000枚ほどを販売している。ニーズとしてもっとも多いのが履歴書で60%ほど。また受験での利用が15%、ほかには社員証などに利用されている。
また、サービス開始当初は想定していなかったが、寝たきりの老人や乳幼児など、既存のサービスでは撮影が難しかったユーザーの利用もあるという。今後は、履歴書のプリントサービスなどに力を注ぐ予定だ。
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