社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、5月度の携帯電話およびPHS国内出荷実績を発表した。国内出荷台数は268万7000台で、前年同月比23.2%減と11カ月連続で前年割れとなった。JEITAでは「依然として、国内景気後退の影響を強く受けていると思われるが、前月比で39.2%増と拡大傾向にあり、前年比のマイナス幅も1月を底に縮小している」とコメントしている。
携帯電話は260万5000台で、前年同月比22.3%減とやはり11カ月連続の前年割れを記録した。ワンセグ対応製品は221万6000台で同2.0%増と5カ月ぶりにプラスになっている。ワンセグ搭載率は85.1%となり、携帯電話の標準機能になっている。
PHSの出荷台数は8万2000台で、前年同月比45.3%減となった。
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