TwitterなどのSNSサイトの友人から送信されたように見せかけて、マルウェアをホスティングするサイトにユーザーを誘導するURLが問題になっている。このたび、そうしたURLをユーザーがクリックするのを防止できるツールが遂に登場した。
ウェブセキュリティ企業のFinjanは今週、「SecureTwitter」と呼ばれる無料のブラウザプラグインの提供を開始した。SecureTwitterは 、Twitterのほか、GmailやBlogger、MSN、SNSサイトのMySpaceやBebo、ニュース収集サイトのDiggやSlashdot、検索サイトのGoogleやYahooにおいて、ユーザーが悪意のあるURLに遭遇した際、警告を発する機能を持つ。
Finjanの最高技術責任者(CTO)であるYuval Ben-Itzhak氏が米国時間6月25日に語ったところによると、ブラックリストに掲載されたURLのデータベースにクエリを送信するほかのセーフブラウジングサービスと異なり、SecureTwitterは、URLのリンク先のウェブページをリアルタイムでスキャンして、コードを分析するという。
安全と判定されたURLの隣には緑色のチェックマークアイコンが表示され、ウイルスやトロイの木馬、そのほかの悪質なプログラムの可能性があるコードを含むサイトへのURLについては、赤色の「バツ印」が表示される。何らかの理由でSecureTwitterのスキャンを実行できないページにリンクされたURLの隣には、黄色のクエスチョンマークが現れる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス