インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月15日、独自CGIやDDoS対策機能などを提供するハイエンド型ホスティングサービス「IIJ Webハイグレードサービス」に、オプション機能として「データベースオプション」を追加した。
データベースオプションは、IIJ Webハイグレードサービスを利用してウェブサイトを構築しているユーザーが、IIJの高速バックボーン上に構築されたサーバで、ウェブサイトと連携したデータベースを利用できる機能。データベースとしてMySQLを用意し、データベース作成やアカウント管理などの管理ツールとしてMySQLAdminをユーザーに提供する。
データベースの各種設定は、ウェブブラウザから行える。データベースサーバへのアクセスは、管理ツールもしくはユーザーのウェブサイトのCGI経由に限定されるため、データベースの機密性を保つことができるという。また、サーバ上のデータは万が一の障害に備え多重化されたストレージに保存されており、管理ツールを使ってバックアップファイルを取得することができる。
同オプションにより、ユーザーはデータベースサーバの構築から運用までの一連の作業をアウトソース可能となり、自社で設備を持つことなくデータベース環境を構築することができるとともに、データベースに関わる負荷を低減できるとしている。
ディスク容量は1Gバイトで、ディスク容量の追加はできない。提供価格は税別で、初期費用が3万円、月額費用が3万円となっている。
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