HP、299ドルのネットブック「HP Mini 110」ほか新製品を発表--北京のイベントで

坂本純子(編集部)2009年05月27日 16時17分

 ヒューレット・パッカードは5月27日、北京で開催中のイベント「Touch the Future Now.」にてコンシューマ向けノートブック製品3機種、デスクトップ製品3機種、オールインワンデスクトップPC製品1機種を発表した。

 もっとも注目を集めたのは、ネットブック「HP Mini 110」シリーズだ。「HP Mini 1000」の後継となるもので、229米ドルで発売されるという。

 ディスプレイは10.1インチのワイドスクリーン液晶を搭載。重さは1.06kg、厚さは2.5cm。CTO製品として提供予定で、インテル Atomプロセッサ N270 1.6GHzまたはN280 1.66GHzのいずれかを選択できる。

 HP Mini 110は、OSにWindows XPを採用し、160GバイトのHDDもしくは16GバイトのSSDドライブとWWANオプションを装備した「HP Mini 110 with Windows XP」と、インターネット利用者向けの「HP Mini 110 Mobile internet Edition」の2種類を発表。internet Editionは、ウェブブラウザや電子メールなどをダッシュボードから利用できるアプリケーションをプリインストールし、ネットの使い勝手を高めたという。また、最大250GバイトのHDDを装備する。

 カラーバリエーションは、落ち着いた色合いのパールピンク「Pink Chic」ほか、「White Swirl」と「Black Swirl」の3つをそろえた。天板には、HP Mini 1000と同様、高級感のあるデザインパターンがプリントできる「HP Imprintテクノロジー」を用いたプリント柄を採用している。

 販売は、アジア太平洋地域ではBlack Swirlのみ5月28日より発売し、Pink ChicとWhite Swirlは6月30日より発売する。ただし、日本での発売時期や価格については未定としている。

 ほかの機種については、追ってアップデートする。

HP Mini 110「Pink Chic」 HP Mini 110「Pink Chic」
HP Mini 110「White Swirl」 HP Mini 110「White Swirl」
HP Mini 110「Black Swirl」」 HP Mini 110「Black Swirl」

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