IVSのLaunch Pad、ベンチャー企業12社がしのぎを削ったデモ大会の勝者は?

西田隆一(編集部)2009年05月22日 15時36分

 インターネットやモバイル関連の企業の経営者が集まるカンファレンス「Infinity Ventures Summit 2009 Spring(以下、IVS)」が2009年5月21日から22日まで札幌で開催されている。

 毎回、IVSで目玉となっているのはLaunch Padだ。これはベンチャー企業が最新の製品やサービスを1社あたり6分でデモンストレーションを交えて説明して、その良さを競い合うというものだ。

 今年のLaunch Padは12社が登場。以下、登場企業と製品・サービスを紹介しよう(以下、社名:製品・サービス名)。

Cerevo:Cerevoカメラ
無線LANが搭載されたデジタルカメラで、ネットワーク通じて撮影した写真を自動的にオンライン上にアップロードする機能を備える。Cerevoが提供するオンラインフォトのサービスから、写真を加工してmixiやpicasa、flickrなどにもアップロードできる。

ランゲート:Lang-8
言語学習のための相互添削型SNS。異なる母国語を持つユーザー同士が、学んでいる言語で書いた文章を互いに添削しあう機能を持つ。

KLab:Paintica
グーグルマップのストリートビュー機能を使って、ストリートビュー上にストリートアート(グラフィティや街中に3Dオブジェクト)を書き込める機能を持つソーシャル型のサービス。spice life:tmix
オリジナルデザインのTシャツをオンラインで作成できるサービス。すでにあるデザインをミックスしてユーザーがTシャツを簡単にデザインできる。ユーザーが作ったデザインをさらにほかのユーザーがカスタマイズできるのが特徴。

メタキャスト:Jingoo
ウェブブラウザー内の右側に表示される常駐のウィジェット。ウィジェットに表示される内容が、ウェブブラウザーに表示しているものと連動する。

サイジニア:デクワス
行動履歴をもとに複雑系理論を使ったレコメンデーションエンジン。

パンカク:LightBike
1982年に製作されたSF映画「トロン」の世界を再現したようなiPhoneアプリケーションのゲーム。iPhone1台で2人遊べ、iPhone2台で4人で遊べる。米国の有料iPhoneアプリのランキングで1位となり、すでに150万件ダウンロードされた。

Cmune:Paradise Paintball
Cmuneはブラウザベースのソーシャルゲームプラットフォームを提供。Paradise PaintballはCmuneのサイトやFacebookでプレイできる。

モーションポートレート:モーションポートレート
1枚の顔の写真や画像から自動的に3次元モデルを生成して、顔の表情を自動的にアニメーション化する技術。

サイバーエージェント:アメーバピグ
サイバーエージェントが完全に自社で開発して提供したアバターサービス。サービス開始後3か月で35万人のユーザーを抱え、ユーザーのアクティブ率は85パーセントを誇る。

ユビキタスエンターテインメント:ZEKE CMS 4.0
モバイルサイト向けのCMSで、NTTドコモの新型携帯電話に搭載され、Ajaxなどの機能を備えたiモードブラウザ2.0に対応。

フィルモア・アドバイザリー:vizoo
オンラインでさまざまなデータを使ったグラフを作成して共有するサービス。いわばグラフのYouTube版。

 12社のプレゼンテーションは、カカクコム取締役COOの安田幹広氏やセプテーニ代表取締役社長の佐藤光紀氏などで構成される10名の審査員によって審査された。

 結果は5位がサイバーエージェントのアメーバピグ、 4位がCerevoのCerevoカメラ、2位は2社あり、フィルモア・アドバイザリーのvizooとサイジニアのデクワスだった。

 そして優勝は、顔写真や女性キャラクターの画像などを表情豊かに動かすデモンストレーションが会場を沸かしたモーションポートレートだった。

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