出席管理やミニテストもiPhoneで--青山学院大学、社会情報学部の学生にiPhoneを配布

坂本純子(編集部)2009年05月14日 18時45分

 青山学院大学、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルは5月14日、「iPhone 3G」を社会情報学部に在学するすべての学生(1、2年)に配布すると発表した。約550台にのぼるという。

 設置から2年目となる社会情報学部は、社会や組織の問題を発見・解決できる人材育成を目指す学部として設立された。「数理的素養」「コミュニケーション能力」「理論的志向」「情報高度な活用」の4つの力をバランスよく身につけるカリキュラムを中心としているという。

 青山学院大学は、これらを習得するための一環とし「学業とともに日常生活でも最新機能を持つモバイル端末を活用し、モバイル・ネット社会を実際に体験できる環境の提供が重要であると考えた」とiPhone 3Gの導入理由を説明した。

 具体的な活用方法は下記のとおり。

  • iPhone 3Gを大学標準のメールシステムやグループウェアと連携。授業資料や教材の配布、出席管理、ミニテスト、授業収録放送を行い、学習に活用する。
  • 低学年の学生は、「App Store」にあるアプリケーションから有用なアプリケーションを探し出し、新たなライフスタイルの提案に役立てる。
  • 高学年の学生は、モバイル・ネット社会を構築するサイトやアプリケーションシステムを研究し、実際に開発。将来的に、アイデアや開発が世界マーケットで流通し、iPhone 3Gで利用できることを目指す。

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