独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月11日、SKIPユーザグループ製のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)構築ソフトウェア「SKIP」に複数の脆弱性が存在すると公表した。
SKIPのver.1.0.2およびそれ以前、ver.1.1RC2およびそれ以前のバージョンに、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在する。これらの問題が悪用されると、SKIPにログイン可能な利用者がSKIPで作成されたコンテンツを改ざんできるほか、SKIPに保存されている情報を取得されたり、特定のブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたりする可能性がある。
SKIPユーザグループでは、これらの脆弱性を解消した最新版「SKIP ver1.1.0」を公開しており、該当するバージョンのソフトウェアを使用しているユーザーに対してアップデートを呼びかけている。
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