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[ブックレビュー]キーワードは“がんばらない”--「誰も書かなかった SEサバイバルガイド」

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技術評論社
桐山俊也、川村丹美、西澤晋
詳細:単行本(ソフトカバー) / 224ページ / 技術評論社 / 価格:¥ 1,764 / 著者:川村 丹美,桐山 俊也,西澤 晋 / 発売日:2009/04/08 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm × 12.8cm × 2.0cm / 重量:0.2 kg
内容:効率的に仕事をこなす方法や、仕事へのやる気を喚起させるビジネス書は数多くあれど、「がんばらない」をキーワードに据えるものは少ない。ストレスを少なくし健全に仕事をするための新しいマニュアル。

 仕事を山ほど抱えているがいくらやっても終わらない。「ならばいっそ全部投げ出したらどうだろう」という考えが頭をよぎった、という経験は、誰でも1回はあるだろう。そんな風に、ちょっとばかり切羽詰まった状態が続くようであれば、本書を読めば少しは気が楽になるかもしれない。

 「やりたいことしかやらない」という「悪魔の流儀(デーモン・スタイル)」だが、決して仕事に投げやりになるわけではない。むしろ、自分の体力と時間は有限であるから、有効に使うことで、結局は自分も周りも助かるんじゃないかという、究極のワークスタイルのススメなのである。

 「ある程度の年数、がんばって仕事を続けてきたが、毎日が仕事に追われて終わってしまう。これでいいのだろうか」という人に気づきをもたらす3つのキーワードが、「開き直る」「好きなことをやる」「がんばらない」だ。たいていのビジネス書では、「開き直れ」などとは言わないが、いい意味での開き直りは、心身共に健康な状態で、長く仕事をしていくには必要ではないか。

 そういう点で、本書はSE向けではあるが、SE以外の仕事をしている人にもぜひおすすめしたい。ただし、ある程度SEとして(あるいは社会人として)仕事の経験を積んでから、読む方がいいだろう。悪魔の流儀が許されるのは、あくまでも成果が出せてのことだからだ。

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