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イーベイの第1四半期決算、「賢い」経営で予想を上回る

文:Larry Dignan(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2009年04月24日 13時02分
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 eBayの第1四半期(2009年1月-3月期)決算は予想を上回るものだった。同社によると、業績が良かったのは、以前よりも規律正しく、賢い経営をしているからだという。

 eBayの第1四半期の純利益は3億5710万ドル(1株当たり利益は28セント)だった。売上高は、マーケットプレース部門の不調により、前年同時期と比べ1億7160万ドル少ない20億2000万ドルとなった。非GAAPベースの利益は4億9990万ドル(1株当たり利益は39セント)だった。

 ウォール街の予想は、売上高19億4000万ドル、1株当たり利益33セントだった。一方で、eBayの第2四半期の見通しはウォール街の予想と一致していた。ウォール街は、第2四半期の売上高を19億8000万ドル、1株当たり利益を35セントと見込んでいる。

 eBayは、以前よりも賢い経営をしていると主張している。それは本当だろうか?筆者は、条件付きで「イエス」と言おう。同社は経営面で次のような改善策を実施した。

  • Skypeの分離は、eBayがより本業に専念しようとしていることの表れだ。これはかなりよい評価を得ている。
  • Gmarketの買収は、eBayが電子商取引への取り組みを強化していることを示している。
  • eBayは、StumbleUponなどの失敗に終わった買収企業も切り捨てている。

 重要なのは、賢い経営によってeBayは本当にAmazonに対抗できるのか、ということだ。eBayの第1四半期決算は比較的堅実なものだったが、いいことばかりでもなかった。具体的な数字を見てみよう。

  • eBayとShopping.com、StubHub、Kijijiで構成されるマーケットプレース部門の売上高は、前年同期比18%減となる12億2000万ドルだった。
  • 決済部門の売上高は、前年同期比11%増の6億4300万ドルだった。PayPalとBill Me Laterの浸透率も向上した(eBayはBill Me Laterの損失について予想通りだったと言っているが、Bill Me Laterは将来的に心配の種になるかもしれない)。
  • Skypeの第1四半期の売上高は、前年同期比21%増となる1億5320万ドルだった。
  • eBayの第1四半期終了時点での現金保有額は30億6000万ドルだった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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