「Blu-ray」は映画好きから高支持率

アイシェア rTYPE リサーチ2009年04月21日 11時02分

 最近はDVDやBlu-ray Discの普及によって、自宅でも手軽に映画が楽しめるようになった。映画を見る人はどのような機器をもっているのか、また今後欲しい機器は何か。20代から40代のネットユーザー男女396名の回答を集計した。

 映画をどこで見ることが多いかを尋ねると、「映画はまったく見ない」としたのは21.2%で、「映画館」が29.0%、「自宅」が49.7%と、半数が「自宅派」。

 「まったく見ない」とした人をのぞく312名に、映画は月に何本見るか(テレビ放送・DVD・映画館などでの鑑賞を含む)と聞いたところ、1位が「月に1本〜5本未満」で52.9%、続いて「月に1本未満」が35.9%だった。性別、年代、よく見る場所別、いずれでも「5本未満」が約9割を占めた。

 続いて、映画を見る人に、5種類の視聴機器名を列挙して、どれかが自宅にあるか?またなければこの中に欲しいものがあるかを聞いた。「自宅にある」としたのは77.9%。「自宅にない(欲しいものがある)」が11.9%、「自宅にない(欲しいものはない)」が10.3%。よく見る場所別に見ると、「映画館派」では80.9%、「自宅派」の76.1%が「自宅にある」と答えた。

 自宅にあると答えた人に、その機器を複数回答方式で聞いたところ、トップは「DVDプレーヤー」の94.7%。ほとんどの人が所有していた。2位は「デジタルハイビジョンテレビ」の42.0%で、以下は「Blu-ray Discプレーヤー(15.6%)」「シアターシステム等(11.9%)」「プロジェクター・スクリーン(4.5%)」の順に。

 所有者に先にあげた5種類の機器の中から、さらに欲しいと思うものはあるかを聞くと、63.0%が「ある」と回答。男性では69.7%と女性を10ポイント以上上回っており、40代も66.7%と他の年代に比べて意欲的だった。

 「自宅にあるがさらに欲しいものがある」人と「自宅にはないが欲しいものがある」人を合わせた190名に、先ほどの機器の中で欲しいものを聞いてみた(複数回答方式)。最も多かったのは「Blu-ray Discプレーヤー」で64.2%。「デジタルハイビジョンテレビ」が54.2%で続いた。3位は「シアターシステム等(33.2%)」、4位「プロジェクター・スクリーン(20.5%)」、5位は「DVDプレーヤー(10.5%)」。

 さらに、欲しいメーカーや商品について聞くと、メーカー名では「パナソニック」「パイオニア」「ソニー」などが多く見られ、商品では「シャープの AQUOS」「東芝のREGZA」など具体的に上げてくれる人もいた。また、「メーカーではなく性能で選びたい」「安く使いやすいものがいい」という意見も見られた(自由回答方式)。

 不況下でも、自宅で映像や音を楽しむための機器購入に意欲的な人が多いようだ。映画視聴の「自宅派」の多さや「Blu-ray Discプレーヤー」「デジタルハイビジョンテレビ」が欲しい機器の上位にきている点から、「高画質の映像を自宅でも楽しみたい」というユーザーの心情がうかがえる結果となった。

5種類の視聴機器で欲しいもの

■関連調査:「自宅派」VS「映画館派」あなたはどっち?(2009年4月15日)

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]