Adams Media Researchによると、2009年1月〜3月にかけて米国で約900万枚のBlu-ray Discが販売され、前年第1四半期の480万枚から増加となったという。
The Digital BitsのBill Hunt氏が指摘しているとおり、現在の不況と年初頭のタイトルが比較的弱かったことを考慮すると、この数字は非常に優れた結果だったと言える。同氏は、Blu-ray Discの全体的な展開は、「不況が影響」して、DVDよりも若干遅れているものの、VHSより先んじていると付け加えた。
Adamsはまた、1050万のBlu-ray Disc「世帯」が存在するとレポートしている。この数字には、スタンドアロンのBlu-ray DiscプレーヤーとBlu-ray Discが利用可能な「PLAYSTATION 3」の両方が含まれている。
筆者は、Blu-ray Discプレーヤーが安価になればなるほど、より良いBlu-ray Disc作品が年内に登場することになり、同フォーマットの未来は比較的明るいものになるだろうと考えている。しかし、好意的ではない人の中には、依然として立ちはだかる障害として、Blu-ray Discが高価である点のほか、デジタルダウンロートやストリーミングサービスの向上を指摘する人もいるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス