4月の番組改編を迎え、テレビ各局で新番組が続々スタートしているが、視聴者はどんな時にどんな番組を見ているのだろうか。20代から40代のネットユーザー男女380名の回答を集計した。
朝のテレビ番組を見ているかと聞いたところ、「毎日必ず見る」は26.6%、「毎日ではないが頻繁に見る」とした人は22.6%、「たまに見る」が18.4%で、合わせると全体の67.6%が朝にテレビを視聴。最もよく見る番組ジャンルをひとつだけ選んでもらうと、トップは「ニュース・報道」77.8%で、次いで「情報番組」が17.9%、以降は数%だった。
一方、夜については、30.3%が「毎日必ず見る」、23.2%が「毎日ではないが頻繁に見る」、33.7%が「たまに見る」と回答。夜にテレビを視聴する人は87.1%にのぼり、朝と19.5ポイントの差をつけた。
最もよく見る番組のトップは朝と同様で「ニュース・報道」だが、その割合は37.5%。2位「バラエティ」30.2%、3位「ドラマ」も14.5%と人気。特に、「バラエティ」「ドラマ」は女性からの支持が厚い。「ニュース・報道」に偏りがちな朝と比べ、夜は視聴者層に好まれる番組ジャンルも幅広いようだ。
よく見る番組で気に入っているものを自由回答であげてもらっても、朝の番組ではNHKの「おはよう日本」や「ニュース7」、フジテレビの「めざましテレビ」、日本テレビの「ズームイン!!SUPER」など、ニュース・報道、情報関連の番組名が大部分を占めている。
対して夜の番組では、テレビ朝日の「報道ステーション」やNHKの「ニュースウォッチ9」といったニュース・報道番組と並んで、「爆笑レッドカーペット」「クイズ!ヘキサゴンII」(ともにフジテレビ)、「アメトーク」「『ぷっ』すま」(ともにテレビ朝日)といった深夜の時間帯の番組まで、まさにバラエティに富んだ番組名がずらりと並んだ。
ちなみに、最もよく見る番組を知ったきっかけは何か、ひとつ選んでもらったところ、朝の時間帯では「チャンネルを変えていて」が72.8%と最多で、「テレビ番組表」が23.0%。夜の時間帯で、前者が45.0%、後者が40.2%と僅差で並んだ。
忙しい朝はリモコンでチャンネルを変えながらお気に入りの番組を見つける場合が多いが、比較的時間を取りやすい夜は「テレビ番組表」を参考にし、気に入る番組を見つける人も多くなるようだ。番組チョイスのスタイルもその時間帯によって違いがあることがうかがえる結果となった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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