キヤノンソフト情報、ウェブメールサーバにワンタイム認証を採用

 パスロジは4月1日、同社が開発したワンタイムパスワード「PassLogic」が、キヤノンソフト情報システムが提供するウェブメールサーバ「CatchMe@MAIL Plus」の認証強化オプションとして採用されたと発表した。

 PassLogicは、イメージからワンタイムパスワードを作り出す独自技術「パスロジック方式」を基盤とした認証システム。ブラウザ上に表示される乱数表の中から、ユーザーごとに設定されている位置と順番に応じて数字を抽出し、パスワードを生成する。

 CatchMe@MAIL Plusは、ブラウザ上で電子メールが送受信できるウェブメールサーバ。Ajaxを利用し、ブラウザ上でも一般的なクライアントメーラーのようにドラッグ&ドロップなどの操作ができる。

 PassLogicはブラウザを搭載した端末であれば利用可能で、認証専用のハードやアプリケーションが不要。運用管理のコストを大幅に軽減できるという。さらに、ワンタイムパスワード方式では、認証ごとに必要となるパスワードが変わるため、固定パスワード方式に比べてセキュリティの向上が期待できるとしている。

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