生活に香りを。常にストレスを感じている人の3割が活用

アイシェア rTYPE リサーチ2009年03月18日 12時24分

 香りにはストレス軽減やリラックスなどの効果があるとされているが、ネットユーザーはどう意識し、取り入れているのだろうか?ネットユーザー男女422名の回答を集計した。

 ストレスを「常に感じている」のは17.1%。「常にではないが頻繁に感じている(32.2%)」「たまに感じる(42.9%)」を合わせると92.2%がストレスを感じることがあると回答。ストレスの原因で1番近いのは「人間関係(47.6%)」と「忙しさ(22.1%)」が多数を占めた。

 生活にアロマオイルや香水などの香りを取り入れているのは全体の25.4%で、4人に1人はなんらかの香りを持っているようだ。香りを取り入れているのは女性(41.6%)と30代(31.7%)が多かった。また、ストレスを「常に感じている」人では31.9%を占め、「頻繁に感じている(22.1%)」「たまに感じている(25.4%)」とした人よりも香りを生活に取り入れている人の割合が高かった。

 自由回答で聞いたところ、香りは「アロマオイル」で取り入れている人が多く、男性でも「アロマキャンドル」「アロマポット」「加湿器」で利用していた。外出時にも使える「香水」を挙げる人も複数みられたが、香りは「お香」「ルームフレグランス」「入浴剤」など、自宅で楽しむ傾向があうようだ。

 12種類の中から1番癒される香りを選んでもらったところ、「ラベンダー(14.5%)」がトップとなった。以下、「コーヒー(12.6%)」「緑(11.8%)」「木(10.9%)」の香りが続き、上位4位の数値にそれほど大きな差はなかった。男女別に見ると男性では「コーヒー(14.3%)」「緑(13.5%)」「木(12.7%)」の香りに人気が集まり、女性は「ラベンダー(19.1%)」「バラ(11.2%)「コーヒー(10.1%)」の香りで癒されるとしていた。

 人間関係をストレスの原因とする人は「ラベンダー(18.9%)」、忙しさがストレスの人は「木(18.6%)」の香りに1番癒されると感じていた。アロマオイルのラベンダーは、神経の緊張、不安をやわらげる・安眠を誘う効果が、木の香りは心を安らげリラックスさせる効果があるとされている。その香りを選んだ人が効果を意識しているかはわからないが、結果的に自分に必要な香りを選択する傾向がみられた。

生活にアロマオイルや香水などの香りを取り入れているか

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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