NTTぷららは3月10日、現在おもに「フレッツ光」対応接続サービスの利用者に対して無料で提供しているフィルタリングサービス「ネットバリアベーシック」の対象を、「フレッツ・ADSL」対応接続サービスの利用者にまで拡大すると発表した。
ネットバリアベーシックは、詐欺サイトや子供に不適切と思われるホームページへのアクセスをブロックする「URLフィルタ」、ユーザーに不要な通信をブロックし、外部からの不正アクセスを防止する「パケットフィルタ」、ファイル交換ソフト「Winny」による通信をブロックする「Winnyフィルタ」の3つの機能を提供するもの。
このサービスは、2005年7月よりフレッツ光対応接続サービス利用者へ提供しており、現在は一部のモバイル接続利用者も利用できるようにしている。今回の提供拡大により、同社のほぼすべてのブロードバンドユーザーがこのサービスを利用できるようになる。提供開始時期は、個人会員は5月19日、法人会員は今夏の予定だ。
サービスの初期設定は、ぷらら個人会員に対してはURLフィルタ、パケットフィルタ、Winnyフィルタとも、「ON」(フィルタがかかった状態)となる。ぷらら法人会員の場合は、すべて「OFF」(フィルタがかかっていない状態)で提供される。
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