米オンライン出版社協会(OPA)は米国時間3月10日、オンライン出版社26社が広告主に、3種の新しいディスプレイ広告形式のうち少なくとも1種を2009年7月から提供する計画を発表した。
新しい広告ユニットの設計意図は、バナー広告より面積を拡大し、双方向性を提供して、大半の出版物で広告紙面比率を現行より向上させることだ。
今回のオンライン出版各社による動きは、景気後退期に広告主らが支出を減らしていることを受けたものだ。
OPAのプレジデントPam Horan氏は、声明のなかで次のように述べた。「代理店各社は、顧客のブランド体験をページ上の強化された双方向性と結びつける新たな方法を模索している。今回の新たなユニットは、代理店がこうした目標を達成する方法を提供する」
OPAによれば、今回参加を表明したオンライン出版社26社は、米国におけるインターネット視聴率の約66%を占めるという。この中には、FOXNews Digital、NBC Universal、CBS Interactive(CNET Newsの発行元)、ESPN、Time Inc.、The Wall Street Journal Digital Networkなどが含まれる。
3種の新しい広告ユニットは、以下のように説明されている。
「Pushdown」広告は、まずページ幅いっぱいに表示され、その後ページ上部に引っ込む形式で、右側の欄にも第2の広告を表示する。
第2の「XXL Box」広告は、幅468ピクセル×高さ648ピクセル(推奨サイズ)のパネル上で、ページめくり機能とビデオ広告表示機能を提供する。
「Fixed Panel」広告は、幅336ピクセル×高さ860ピクセル(推奨サイズ)の縦長パネルで、ユーザーのページスクロールに追従して広告も移動し、常に画面上にとどまる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのBioSHADOWが誘う
心地良い室内空間のつくりかた
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス