日立ソフトは3月5日、USBキーを自宅などのPCに差し込むことで会社の自席PCなどにアクセスできる「在宅勤務サービス」に、10名がひとつのUSBキーを共有できるグループ向けサービスパックを追加したと発表した。
たまに発生する在宅勤務や、出張先からアクセスが必要になった時などを想定している。また、新型インフルエンザの流行(パンデミック)などにより在宅勤務を余儀なくされた場合も活用できるとしている。
在宅勤務サービスは、同社の「SecureOnline統制IT基盤提供サービス」を応用したもので、利用者は専用のUSBキーを自宅のPCに差し込むと、インターネット回線を通じて社内の自席PCやWindows Server上にあるデスクトップ環境にアクセスできるというもの。これまでは1人あたり月額1800円だった。
今回の提供を開始したグループ向けサービスパックは、1本のUSBキーを10名で共有できるもので、料金は1人あたり月額250円。なお、1社あたり月額基本料金1万5750円、VPN接続利用料1万8900円が別途必要となる。
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