ミラポイントジャパンは3月4日、メールアーカイブサーバ「Mirapoint RazorSafe」の新シリーズとして「RazorSafe 200」(1U、2Tバイトディスク、メモリ8Gバイト)、「RazorSafe 400」(1U、4Tバイトディスク、メモリ16Gバイト)、「RazorSafe 6000」(2U、7Tバイトディスク、メモリ32Gバイト)の3モデルを発表した。4月上旬の出荷開始を予定している。
RazorSafeは、メールアーカイブ機能をワンボックスの筐体に統合したアーカイブアプライアンス。新シリーズは、ハードウェアを一新して最新のソフトウェアを搭載するとともに、新たに機密通知機能や検索機能を追加するなど、ユーザー企業が取り組むコンプライアンスや監査、訴訟などにおける電子情報開示のニーズに対応した。
アプライアンスのため、ハードウェア、OS、ストレージなどを別々のメーカーから調達する場合に比べて、導入期間の短縮、導入コストの低減が可能としている。また、POP/IMAPプロトコルを使ってメールサーバにアクセスし、バックグラウンドでメッセージを保存するため、SMTP経路は一切変更せずに導入でき、メールシステムのパフォーマンスに大きな影響を与えないとしている。
このほか、証拠保全や電子情報開示を求められるケースごとにタグ付けやコメントの追加が可能。証拠保全用にタグ付けされたメールは、削除されずRazorSafe上で保護される。また、インターフェースにAjaxを使った検索機能では、ヘッダ、本文、添付ファイル以外に、タグやコメントも検索できる。
機密通知機能では、検索内容の保存やスケジュール化された自動検索が可能。検索結果を指定のメールアドレスに通知できる。
価格はMirapoint RazorSafe 200が510万6500円、Mirapoint RazorSafe 400が1020万9500円、Mirapoint RazorSafe 6000が1701万5300円。別途、保守費用が必要となる。代理店であるシーティーシー・エスピー、日商エレクトロニクス、ネットワンシステムズを通じて販売する。
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