モチーフとなった仮想の電子楽器については、「ニコニコ技術部」というユーザーコミュニティなどが実際に動作するソフトなどの開発を進める動きがあり、実際その中から「ouiLead」という無料のiPhoneアプリも登場していた。同等のコンセプトでありながら有料で販売を開始した同社に批判の声もあるが、芸者東京エンターテインメント代表取締役CEOファンタジスタの田中泰生氏はこのように語る。
「CGM的流れで生まれたコンテンツとプロダクトの関係に一石を投じる形となりましたが、その辺も含め実験活動の一環として開発したもので、利益を追求しようと販売したわけではありません。あの動画はモチーフにしたに過ぎず、その範囲からは出ていないと認識しています。一部、権利者に利益を還元するなどの報道もありましたが、現在詳細は検討中です。実験の一環として有意義に利用できればと考えています」(田中氏)。
同社は、FlashゲームやFlashアニメを事業の中心に据え、拡張現実(AR)を使った「電脳フィギュアアリス」をリリースするなど、インターフェイス技術を斬新に取り入れたユニークな製品作りをおこなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす