筆者には携帯電話を充電しないためにしばしば連絡がつかなくなってしまう友人が何人かいる(ここでは名前を伏せておく)。こうした友人らは、サムスン電子の新しい「Blue Earth」を検討した方がいい。この携帯電話は、バルセロナで開催のMobile World Congress(MGS)で発表される見込みである。
Blue Earthは環境に配慮した設計になっており、ソーラーパネルを搭載するほか、再生プラスチックが使用されている。また、万歩計やこの携帯電話を使用することでどれだけ地球を助けることができたかを確認するソフトウェアが搭載されている。
便利で環境に優しいことに加え、同機は外観も良くできている。ソーラーパネルは背面に搭載され、前面はフルタッチスクリーンになっている。新技術が盛り込まれているにもかかわらず、ポケットに収まるサイズだ。今週中には価格や発売時期について詳細が明らかになる予定だ。
アウトドア嗜好のユーザーにとってもこの携帯電話は魅力的に映るかもしれない。キャンプやハンティング、釣りやスポーツを好むユーザーは、緊急時に備えて外部とのつながりを維持しながらも、自然の中まで足を伸ばすことができるようになる。こうした利用向けにソーラーパネルを搭載した携帯電話がほかにも出てきてほしいものだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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