仮想化ソフトウェアメーカーのVMwareは米国時間1月26日、第4四半期決算(2008年10-12月期)を発表した。経済が深刻な不況に陥っているにも関わらず、同社の売り上げは25%増となり、純利益も大幅に増加した。
同社第4四半期の売り上げは、前年同期比25%増の5億1500万ドルとなった。Thomson Reutersによると、アナリスト予想は5億1230万ドルだったが、同社の売り上げはこれを上回ったという。
VMware第4四半期の純利益は1億1100万ドル(1株当たり29セント)で、前年同期の7800万ドル(1株当たり19セント)を大幅に上回った。Thomson Reutersによると、米金融市場は1株あたり26セントと予想していたという。
VMwareの最高経営責任者(CEO)であるPaul Maritz氏は声明で、「VMwareは堅調な第4四半期で好調だった2008年を締めくくった。この厳しい経済の中で、われわれは良くやった」と述べた。
VMwareは、現在の厳しい世界的経済状況により、2009年の業績予測が困難になっているとして、通期の業績見通しを明らかにしなかった。
VMwareは、第1四半期の売り上げがおよそ4億7500万ドルになるとの見通しを示すにとどめた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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