オンキヨー、ミニノートPCなど、SOTECブランドの2009年春モデルを発表

 オンキヨーは1月21日、2009年店頭販売専用春モデルとして、ミニノートPC「SOTEC C102シリーズ」と、アドバンススリムタワーPC「SOTEC S502シリーズ」、スタンダードA4ノートPC「SOTEC R502シリーズ」の計3シリーズ14モデルを発表した。SOTEC C102シリーズは1月下旬より、SOTEC S502シリーズとSOTEC R502シリーズは1月24日より、全国のSOTECブランド製品取扱店にて順次発売を開始する。

 SOTEC C102シリーズは、同社が「minimumPC」と銘打った10.1型ワイド液晶搭載のミニノートPC。新たに160Gバイト HDDやIEEE802.11nドラフト2.0に準拠した無線LANを搭載し、デザインを一新した。

 テクスチャを施した本体天面には、従来モデルに引き続きインモールド成型を採用。パームレスト部には新たにUVコーティングを施し、高級感のあるデザインに仕上げた。

 CPUにはインテル Atom プロセッサ N270、OSにはWindows XP Home Edition(SP3)を採用した。キーピッチ17.5mmの大型キーボードと広いタッチパッドを搭載し、B5ノートPCと同様の感覚で操作できる。本体重量は約1.2kg。

 本体カラーはプラチナシルバーとリッチブラックの2色を用意し、Office Personal 2007(SP1)搭載モデルと合わせて4モデルの展開となる。市場想定価格は、Office Personal 2007非搭載モデル(SOTEC C102S4・SOTEC C102B4)が5万4800円、搭載モデル(SOTEC C102S4B・SOTEC C102B4B)が7万4800円となる。

「SOTEC C102シリーズ」 「SOTEC C102シリーズ」
プラチナシルバーとリッチブラック

 SOTEC S502シリーズは、イルミネーションが輝く本体デザインを採用したアドバンススリムタワーPC。ハイビジョン対応ワイド輝き液晶を付属し、スリムフレームを採用したHDMI対応20.1型ワイド輝き液晶ディスプレイと、19型ワイド輝き液晶ディスプレイを付属するモデルを用意した。Office Personal 2007(SP1)搭載モデルと合わせ、4モデルを展開する。

 20.1型ワイド輝き液晶ディスプレイ付属モデルには、複数の同時作業も快適にできるデュアルコアCPU インテル Core 2 Duoプロセッサ E7400と、高性能グラフィックシステム NVIDIA GeForce 7100、2Gバイトメモリを搭載し、Windows Vistaが快適に使える処理性能を備えたとしている。市場想定価格は、Office Personal 2007非搭載モデル(S502A5/20W1)が9万9800円、搭載モデル(S502A5B/20W1)が11万9800円となる。

 一方、19型ワイド輝き液晶ディスプレイ付属モデルには、CPUにAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサ4850eを搭載。また、チップセットには高性能グラフィックス・プロセッサATI RadeonHD 3200を内蔵した。UVDテクノロジ(動画再生支援機能)を搭載し、大幅にCPUへの負荷を低減するとともに、PC全体の消費電力を効率的に削減する。ハイビジョン映像も快適に再生する高い基本性能を備えた。市場想定価格は、Office Personal 2007非搭載モデル(S502B3/19W1)が8万9800円、搭載モデル(S502B3B/19W1)が10万9800円となる。

「SOTEC S502シリーズ」 「SOTEC S502シリーズ」
20.1型ワイドと19型ワイド

 SOTEC R502シリーズは、高性能グラフィックシステムを搭載したスタンダードA4ノートPC。秋冬モデルと比べてCPUの性能を向上させ、インテル Celeron プロセッサ 585搭載モデルと、インテル Core 2 Duo プロセッサ P8600搭載モデルを用意した。OSにはWindows Vista Home Basic(SP1)とWindows Vista Home Premium(SP1)を搭載したモデルを用意し、Office Personal 2007(SP1)搭載モデルと合わせ6モデルを展開する。

「SOTEC R502シリーズ」 「SOTEC R502シリーズ」

 グラフィックシステムには、DirectX 10に対応したNVIDIA GeForce 8200M Gを搭載し、動きの早い映像もよりクリアにより滑らかに再生する。ディスプレイには15.4型ワイド輝き液晶(1280×800ドット)を搭載。ディスプレイ周りを黒く縁取ることで、画面に集中しやすく見やすいデザインにしたという。

 本体はホワイトを基調としながらも、鮮やかなシルバーやブラックをアクセントに加え、高級感のある柔らかなフォルムを実現。インターネットやメールソフトを起動するワンタッチボタンや、IEEE802.11a/b/g準拠の無線LANを搭載するなど使い勝手にも考慮した。

 市場想定価格は、インテル Celeron プロセッサ 585・Windows Vista Home Basic搭載モデル(SOTEC R502A3)が7万9800円、インテル Celeron プロセッサ 585・Windows Vista Home Premium搭載モデル(SOTEC R502A5)が8万9800円、インテル Core 2 Duo プロセッサ P8600・Windows Vista Home Premium搭載モデル(SOTEC R502A7)が10万9800円。また、Office Personal 2007搭載モデル(SOTEC R502A3B・SOTEC R502A5B・SOTEC R502A7B)は2万円プラスとなる。

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