最近はお正月でも休まずに営業するお店が増えたが、年中無休と言えば「家事」もそのひとつ。20代から40代を中心とするネットユーザー男女396名を対象に行った「家事に関する意識調査」では、興味深い結果が見られた。
「料理が得意か」について自己判断で答えてもらったところ、「どちらかといえば(22.5%)」をあわせて「得意」としたのは全体の31.8%。性別は男性30.5%、女性は33.3%となり、男女差はそれほど大きくなかった。同じように「掃除が得意か」を聞いたところ、「どちらかといえば(17.7%)」を含めて「得意」としたのは22.7%。性別では男性が25.2%、女性が19.9%となり、掃除に関しては男性のほうが得意だと思っている人が多いという結果となった。
配偶者や恋人と同居している人に、同居相手の家事に不満はあるかと聞いたところ、「ある」が17.3%、「ちょっとある」が35.3%で、あわせると半数以上の52.6%がパートナーの家事に対する不満を持っていた。性別では、男性50.0%、女性55.8%と、女性のほうがやや多め。また年代が上がるほど、相手への不満度も高くなった(20代38.5%、30代53.2%、40代56.1%)。
自由回答でその理由を見ると、「すべて(40代男性)」「なんにもできない(30代女性)」「人任せ(40代女性)」「手抜きしている(20代男性)」「ゴミ捨てや皿洗いをしただけで家事をしていると満足している(30代女性)」など、厳しい意見が続々。女性側からは「もうちょっと手伝って!(30代女性)」など、家事への協力を求める声も多かった。
しかし男性からは「掃除をしろとうるさい(30代男性)」「ちょっとした気配りに乏しい時がある(30代男性)」「洗い物が下手、片づけが下手(30代男性)」など、女性からの家事協力要請に対する抵抗や、家事のやり方についての意見が複数あった。互いの不満を解消するには少々努力が必要そうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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