ストレージ大手のEMCは米国時間1月7日、同社社員2400人を削減する計画を発表した。しかし一方で、第4四半期の業績で記録的な売り上げを計上することが見込まれている。
この人員削減は、同社社員の7%に当たる。これは再編計画の一環であり、そのほかに施設や管理機能の統合、製品や販路の再調整などが計画されている。
EMCは、2009年に3億5000万ドル、2010年には5億ドルものコスト削減を見込んでいる。
同社は暫定的な第4四半期の予測を発表するとともに、このコスト削減を発表した。EMCは同四半期に、前年同期比で4%増となる約40億ドルの売上高を計上する見込みだと述べている。同社はまた、再編費用を除いた純利益は1株当たり23から24セントになると予測している。これらの数字は、同社のこれまでの予測と一致している。
EMCの最高経営責任者(CEO)であるJoe Tucci氏は声明で、「われわれは2008年に、コストと投資を極めて慎重に管理してきた」と述べ、「しかし、われわれはこの追加の計画が、より高レベルの効率を達成し、かつ強力な事業の敏捷性や業績を維持する上で正しいバランスを取るための助けになると考えている」と話している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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