日本ビクターの子会社であるビクタークリエイティブメディアは1月6日、素材に米を使ったバイオマスプラスチック製のCD、DVD用のパッケージを生産、販売すると発表した。従来品に比べ約10%の化石資源節約と地球温暖化防止効果があるという。2009年1月から製造、販売をスタートする。
バイオマスプラスチックとは、米と可塑性樹脂の複合化によって作られるもの。バイオマス資源を用いることで、焼却しても大気中のCO2を増加させないなどのメリットがあるとのことだ。
今回の製品化には、日本ビクターの子会社でCD、DVDディスクの製造を手がけるビクタークリエイティブメディアとバイオマステクノロジー、中谷産業、音技の杜(おとぎのもり)の4社が共同で取り組んでいる。
バイオマスプラスチック製のパッケージとして、トールケース、デジトレイ、ジュエルケース、ショーレックス(袋)を製造、販売する予定だが、ラインアップは今後順次追加されるとのことだ。
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