キヤノンは12月24日、生産計画の大幅な下方修正にともない、レンズ組立業務などを委託している日研総業に対し、2009年3月末で請負契約を終了することを申し入れたと発表した。
契約終了はキヤノンの宇都宮工場が、12月9日に申し入れたとのこと。2009年1月から3月の発注減と、2009年3月末で請負契約を終了することを提示した。これに対し日研総業は、2009年1月末で請負契約を終了したい旨を要請してきたという。
日研総業によると今回の契約終了により、期間の定めのある雇用契約をしている従業員600人強について、雇用調整が必要としている。
これに対しキヤノンは退職手続に際しての法令遵守、退職時期への配慮、退職者の有給休暇取得への配慮、および入寮者については退職後一定期間の住居の確保を日研総業に要請したとのこと。
また、2009年2月、3月分の発注予定額に一定の加算をし、総額約1億円を補償金として日研総業に対して支払う予定だという。
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