運営は慶應義塾大学修士1年生の木下優子氏が代表取締役社長を務めるアゲハ。「商人輩出プロジェクト2008」や「起業チャレンジ2008」の優秀賞や「The 2nd Keio Business Plan Contest」の最優秀賞を獲得するなど、多くの注目を浴びている。
以前、木下氏にお話を伺ったことがあるが、今後は大学での研究テーマを絡めた試みも検討しているとのことで、個人的には展開がとても気になっている。
また、「ジャンヌ・アンド・カンパニー」では、ピンクの女性向けデザインを採用したPCを販売している。「かわいいPCがない!」という女性の心理を突いたサービスといえる。
そのほかにも女性向けにカスタマイズした商品を販売するサイトは少なくない。「テラス」では、カスタマイズした靴を販売している。サイトのタイトルも「私にぴったりの…ときめくような靴に会いたい…」と設定され、心なしかシンデレラを髣髴させる。
また、筆者が運営する、夢を売るサイト「ドリームエクスペリエンス.jp」でも、購入者専用の香水カスタマイズという夢を提供しているが、こちらも女性のコーディネーターがオリジナルの香水を調合してくれている。
今回、ご紹介した「カスタマイズ商品」を販売している代表の方は皆、女性。だからといって、このようなトレンドが大きな波と安易には言えないが、女性のニーズを満たすカスタマイズビジネスはまだまだ可能性がありそうだ。
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