ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)、オールアバウト、NTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーの5社は11月17日、インターネット広告のブランディング効果に関する共同調査プロジェクト「ネット広告バリューインデックス(Net Ad Value Index、略称NAVI)プロジェクト」を発足させた。
同プロジェクトは、インターネット利用状況の調査を手がけるVRIが、ポータルサイト運営事業者であるNTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーと共同で、インターネット広告の視認効果を検証する指標の作成を目的として、2007年から取り組んできたもの。
2008年4月に、インターネット広告にはクリック率やコンバージョンレートなどを主体とするダイレクトレスポンス効果だけではなく、ブランディング効果があるとする調査結果「インターネット広告出稿によるブランディング効果3つの法則」を公表している。
今回のNAVIプロジェクトの発足にあたり、NTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーに加え、オールアバウトが新たに参加し、VRI監修のもと、All About、goo、MSN、Yahoo! JAPANに掲載される広告を対象とする共同調査を実施する。
同プロジェクトでは今後、広告注目率、クリエイティブに対する評価、広告接触によるブランディング効果の予測や検証に活用できる基準値をアップデートし、2009年秋頃に調査結果を公表するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」