ソニー・ミュージックエンタテインメントは11月5日、Blu-ray Discの素材と製造技術を応用した音楽ソフト「Blu-spec CD」(ブルースペックCD)を開発したと発表した。第1弾として60タイトルを12月24日から発売する。
Blu-spec CDは、Blu-ray Discの製造技術とブルーレーザーダイオードカッティング、高分子ポリカーボネートを採用した高音質CDだ。短波長のブルーレーザーを用いたことによる極微細加工や正確なカッティングの実現などにより、マスターテープクオリティの音質を再現できるという。
Compact Disc Digital Audio(CD-DA)規格を満たしているため、通常のCDプレーヤーで再生可能とのこと。
対応ソフトは、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから「ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調『合唱』」など、クラシックやジャズ、ポップスなどが発売される。価格は2500円〜4200円程度。
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