Adobe Systemsは来週、「Photoshop.com」により大規模なソーシャル機能と、ユーザーのコンピュータと同期する機能の導入を計画している。
Photoshop.comは、写真の保存や編集、共有に使用できる。しかし、これまで、それぞれの機能の一貫した操作が難しかった。この状況は、同社が「AIR Uploader」と呼ばれる「Adobe Integrated Runtime」(AIR)アプリケーションを米国時間11月11日にリリースすることで変化するだろう。Adobeによると、同アプリケーションにより、ユーザーはコンピュータに保存されている画像とPhotoshop.comに保存されている画像を同期することができるようになるという。
ユーザーはまた、「Yahoo Mail」やGoogleの「Gmail」、Microsoftの「Hotmail」のアドレス帳をインポートできるようになり、画像をより容易に送付可能となる。コンタクトリスト内のユーザーが新しい画像を追加した際にアップデートを受け取る機能もソーシャル機能として導入される予定。
Photoshop.comは、Adobeの消費者向け画像、動画ソフトウェアである「Photoshop Elements」や「Premiere Elements」と密接に連携している。同オンラインサイトが軌道に乗れば、Adobeは追加の収入に期待できるかもしれない。
Photoshop ElementsやPremiere Elementsの最新版であるバージョン7を購入したユーザーは来週、Photoshop.comのストレージオプションを手に入れることができるようになる。価格は、ベーシックメンバーシップが、20Gバイトのストレージで年額19.99ドル、40Gバイトで年額39.99ドル、100Gバイトで年額99.99ドルとなっている。
ハイエンド向けの「Plus」メンバーシップでは、アルバム用テンプレートやチュートリアルが付いて、20Gバイトのストレージで年額49.99ドル、40Gバイトで69.99ドル、100Gバイトで129.99ドル。Elementsソフトウェアを所有していないオンライン限定のユーザー向けには、20Gバイトのストレージで年額19.99ドル、40Gバイトで39.99ドル、100Gバイトで99.99ドルとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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