「創発」のためのプラットフォーム目指す--ワイズポケットの情報共有ツール「ensophia」

岩本有平(編集部)2008年11月18日 13時27分

 ワイズポケットが9月より提供を開始した情報共有ツール「ensophia」。さまざまなフォーマットのファイルを「カード」という単位で管理し、そのカードを組み合わせることで、「ソフィア」と呼ぶさまざまなコンテンツを作り、ユーザー間で共有できるというものだ。同社サイトでは動画によるデモも公開されている。

さまざまなフォーマットを「カード」という単位で管理

 ensophiaでは、テキストやPDF、動画、写真、Officeドキュメント、グラフなど、さまざまなフォーマットのファイルをアップロードして管理・共有できるのだが、それぞれのファイルを1枚のカードに見立てて扱う。そしてそのカードを複数組み合わせることで、ソフィアを作成・共有する。たとえば1つの業務プロジェクトに関わる動画やExcelファイル、PDFのドキュメントを1まとめにして、ソフィアを作るといった具合だ。ソフィアの作成にはほかのユーザーがアップロードしたカードも利用できる。

 ソフィアはまた、作成ユーザーのプロフィールを登録したカードとも結びついている。そのためドキュメントを共有するだけでなく、誰がどんな業務を担当しているか、どういう情報に詳しいのか、という社内情報の「見える化」にも貢献できる。カードにはコメントの書き込むができるので、カード作成ユーザーとensohpia上でコミュニケーションをとることができる。

ensophia 「ensophia」のホーム画面。自身の作成したソフィアのほか、ほかのユーザーのソフィアやカードへのコメント履歴などが表示される※クリックすると拡大します

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