たとえば各書き込みに、返信用のリンクが設定されており、そこから各書き込みの番号を指定した返信ができる。2ちゃんねるでは「>>」という一種のタグに準じた手法で返信が行われるがミクルでは自動で番号が指定できるようだ。
また各コメントに削除申請ボタンもついており、荒らし対策が用意されている。サイトによると「閲覧数に対し一定比率以上の削除希望投票があった投稿が自動的に削除されるようになっています。また、該当の投稿者に対し一定期間の発言禁止が課せられることもあります」とのことで、ユーザーの力に加え自動で問題を解決できるようになっている。コミュニティでは、このような「荒らし」対策が悩みの種だが、このような手法はそのコストを削減する点で有用だろう。
またマイメニューも用意され「お気に入り」「マイスレッド」「レスしたスレ」をブックマーク的に保存しておくことができる。いわば、自分のスレッドは自分なりのコミュニティーのような存在として活用できる点も興味深い。単なる掲示板ではなくSNSやコミュニティーサイトに近い使い方が可能だ。
また匿名ではあるが性別は投稿でき、また匿名でもIDのようなものが振られ、半匿名という形になっている。またハンドルネームも設定できる点は2ちゃんねるのコテハンをイメージするとわかりやすいかもしれない。ただし、一度ハンドルネームで投稿すると匿名では投稿できない。自作自演の防止のようだ。
このようにミクルでは携帯電話にターゲットを絞った独自の機能と、それをサポートする各種の対策が用意されている。掲示板運営で悩む人にとっては参考となるサイトだろう。
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