漫画にはレビューや評価をつけることもできるので、その点では作家にとっても貴重なフィードバックとなるだろう。iPhoneのアプリケーションを配布するApp StoreでもiPhoneアプリケーションのレビュー機能は侃々諤々ではあるが「やはりレビューは参考になる」という意見も聞く。それを考えると、このような作品を共有するサイトでは欠かせない機能だろう。
このサイトの特徴としては、漫画を携帯電話用のインターフェースに対応させることができる。携帯電話で漫画を読む人が多い昨今では非常に重要な機能となる。寝る前にベッドで、あるいは電車の中でちょっとした時間で楽しむには最適だろう。
使い方として作家は原稿を簡単にアップロードできる。その後、コマ割のや大きさなどを手動で修正が可能。単にアップロードするだけではなく、自分で調整できるというのがミソだろう。
また、リベニューシェアも設定されているので、作家はその漫画で収益を得ることも可能だ。これはいわば漫画の新しい流通経路とも言える。Amazonの電子ブックリーダKindleが書籍の新しい流通チャネルならば、これはある種の携帯電話を漫画の新しい流通経路にするための装置とも言えるかもしれない、と言えば幾分大げさかもしれないが。
また登録時には使用言語も設定でき、今後は海外への展開も考えられているのだろうと推測できる。日本の漫画は世界中でも愛されているものなので、その点を考えるとこのSNSは日本ならではのSNSとして大きな可能性を秘めているのかもしれない。
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