KDDIウェブコミュニケーションズは6月22日、仮想化技術を用いたVPSホスティングサービス「VPSスケーラブルプラン」の提供を9月16日から開始すると発表した。
VPSスケーラブルプランは、企業の成長に合わせて自由にスペックを変えていけるホスティングサービスだ。つまり、中小企業などが最初から過剰なスペックのサーバを選ぶことなく、アクセス数が増えたり、利用ユーザーが増えたりしたときに、それらの成長に合わせてスペックなどを拡張していくことが可能なわけだ。データの移行など、構築した環境のマイグレーションも申し込みをするだけで行える(実作業はユーザーが行う)。
「低額の共有型VPSでスタートして、後で専有型に乗り換えることもできるため、サイジングを当初から考慮しなくてもいい。つまり、余計な初期コストをかける必要がないプランだ」(広報)としている。
各プラントと価格は以下のとおり。10Gバイトのディスク容量(転送量の制限なし)で月額1890円から始められ、「おそらくディスク単価では業界最安値レベルでしょう」(代表取締役社長の山瀬明宏氏)という。また、9月15日までは初期費用が無料になるキャンペーンも行う。
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