ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は8月20日、インターネット動画コンテンツの接触状況の測定、レポートサービス「Video Contents Report」(VCR)を提供開始した。
VCRは、ユーザーが動画コンテンツをPC上で実際に再生した状況を測る「OTS(Opportunity To See)ベース」の測定手法を用い、測定結果をほぼリアルタイムで提供するASP型の動画視聴測定サービス。動画測定には、ブルーメトリックスの技術を利用している。
実際に動画コンテンツが再生されたことをビーコンで計測する「ビーコンタグ方式」のため、ユーザーの動画コンテンツ接触回数、接触人数、接触時間などのデータを高い精度で取得することができるという。
OTSベースでの測定は、VRIが主要動画サイトを提供するNECビッグローブ(BIGLOBEストリーム)、マイクロソフト(MSNビデオ)、ヤフー(Yahoo!動画)、USEN(GyaO)と合意した、インターネット動画コンテンツ接触状況の統一測定基準に準拠している。VCRを導入した企業が公表するデータは、主要動画サイトを提供する媒体社とVRIで統一された基準により測定された計測データになるとしている。
測定対象動画はオンデマンド方式のほか、ライブ方式も測定可能。測定対応動画プレイヤーは、ブラウザ埋め込み型による、Windowsメディアプレイヤー、Flashビデオ、Silverlightとなっている。
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