サン電子は8月19日、モバイルデータ通信カード対応モバイルルータ「Rooster-G8.0(SC-RS810G)」を9月24日より発売すると発表した。
「Rooster-G8.0」は発売中のRooster(ルースター)シリーズの上位モデルだ。ギガビットイーサネットポート、VPN機能、定期的に自動で再起動する電源制御機能を搭載している。
新たにイー・モバイル、NTTドコモなどが提供する最大7.2Mbps高速パケット伝送技術、HSDPA(3.5G)サービスに対応した。従来のモバイルデータ通信カードタイプに加えてUSBポートを搭載したことにより、イー・モバイルのUSBタイプのデータ通信端末やEM・ONEα、ウィルコムのWILLCOM 03といったスマートフォン型端末にも対応した。
社内ネットワークのセキュリティが厳しくなっている中で、自由に使える社内のテスト環境として回線を確保するために使われるなど、モバイルルータの需要は高まっているという。このほかにも、イベントなど一時的に使いたいとき、工場など有線を引きにくい場所などでも手軽に設置できる。
価格はオープンで、市場想定価格は5万円程度。法人向け製品のため量販店の店頭には置かないが、注文は受け付けているとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」