ライブドアは8月7日、実験サービスを公開するサイト「EDGE」を開設した。第1弾として「Quill」というメモツールが公開されている。
ライブドアでは2007年より社内コンペを開催し、社員から新規アイデアのサービスを募ってきた。EDGEはその中から生まれた試験的サービスを提供する場として機能する。将来的には社内コンペで発表された企画やアイデアの資料を公開する「プロジェクトサーチ機能」を追加する予定だ。
EDGEというサイト名は、ライブドアの創業当時の社名である「オン・ザ・エッヂ」にちなんだ“原点回帰”への想いと、エンジニアが持つ技術力で“エッジの効いたサービスを提供する”という意味が込められているという。
第1弾サービスであるQuillは、ウェブブラウザで使えるメモツール。「メモを書く」「メモを見る」という基本機能を重視したシンプルな操作が特徴だ。公開設定機能でメモを複数のユーザーと共有することもできる。
EDGE公開される実験サービスはすべて無料利用できる。利用にあたってはlivedoor IDまたはサービス独自のID取得が必要となる。ただし実験サービスという位置づけのため、告知なく終了する場合もあるという。
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