任天堂とソフトメーカー54社は7月29日、いわゆる「マジコン」と呼ばれる機器を販売する複数業者を提訴した。マジコンとは複製したニンテンドーDS向けのゲームプログラムを起動させるもの。任天堂らは不正競争防止法に基づき、マジコンの輸入、販売行為の差止を求めている。
マジコンは、本来ニンテンドーDS上では起動しないはずのゲームプログラムの複製物を起動可能とさせることができる機器で、代表的なものに「R4 Revolution for DS」などがある。マジコンで起動させるゲームプログラムは、インターネット上の違法アップロードサイトなどで配布されているケースもあるという。
このため任天堂らは、マジコンを輸入、販売する業者により、大きな損害を被ったとし、次のようにコメントしている。「このような機器が市場に蔓延することにより、コンピュータゲーム産業全体の健全な育成・発展が阻害されると判断し、同種同等のいわゆる『マジコン』と呼ばれる機器に対して、継続して断固たる法的措置を講じる所存です」
社名 | 所在地 | 代表取締役 |
---|---|---|
嘉年華株式会社 | 東京都文京区 | 鄭 蓬 莱 |
夏黎株式会社 | 東京都板橋区 | 曹 悦 |
株式会社カミヨコ | 横浜市中区 | 王 越 鳴 |
株式会社DIGITALNAVIGATOR | 東京都千代田区 | 巽 康一郎 |
株式会社クリエイティメイト | 東京都千代田区 | 陳 嘉 雄 |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果