インターネットイニシアティブ(IIJ)の研究機関であるIIJ技術研究所は6月16日、ネットワーク機器の設定自動化について、アラクサラネットワークスと共同で技術研究を行うと発表した。
IIJ技術研究所とアラクサラはこれまで、ネットワーク機器の操作を統一的なインターフェースで行うための標準規格であるNETCONFなどの次世代ウェブ技術を利用した自動設定技術の標準化を連携して進めてきた。
今回の共同研究では、IIJ技術研究所とアラクサラが持つ設定自動化支援技術を効果的に利用し、機器のオペレーターやユーザーが高度な機能と操作を意識せずに、各種設定作業を簡単かつ柔軟に行えるよう、モデル化や自動化の技術検討を進めるという。
具体的には、ユーザーが頻繁に利用する機器設定を自動化するための機能や設定インターフェースを検討するほか、機器と管理システムの間で情報交換されるデータモデルの検討、ネットワーク機器へ各種情報を設定するためのプロトコルやモデルの検討および標準化の推進を行うとしている。
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