ドキュメント共有サイト「docune」、「マンガ版のMySpace」を目指す新コンテンツ

岩本有平(編集部)2008年06月11日 08時00分
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 オウケイウェイヴは6月11日、ドキュメント共有サイト「docune」において、漫画やイラスト作品に特化したコンテンツ「コミキュン」を期間限定で提供することを発表した。

 docuneはユーザーが作成したドキュメントや撮影した画像などをユーザー間で共有できるサイトだ。ビジネス向けのテンプレートや料理のレシピ、セミナー資料など約5000のドキュメントがアップロードされている。

 同サイトは、テキストファイルをはじめとしてMicrosoft Offficeファイル、OpenOfficeファイル、JPEG画像などのファイルフォーマットに対応する。ユーザーがアップロードしたファイルは、閲覧時にはFlash化されるため、Officeソフトなどの各種アプリケーションをインストールしていなくとも閲覧できる。ドキュメントには「付せん」を使ってコメントをつけられるほか、「いいね」ボタンと呼ばれるボタンをクリックすることで、評価も可能だ。

 また、アップロードの際には、ドキュメントのカテゴリ設定や公開および非公開、アップロードした元ファイルのダウンロード許諾、Creative Commonsのライセンス表示など、細かな権限設定ができる。ダウンロードを許可されたドキュメントについては、元のドキュメントをアレンジした上で再アップロードするといったことも可能だ。

docuneの付せん 漫画家ののなか氏の講評は、独自の付せんとなる

 今回提供されたコミキュンは、docuneに投稿されたドキュメントのうち、漫画やイラストのカテゴリに設定されたものを集めて公開するもの。投稿された作品には、漫画家のなかみのる氏や現役漫画雑誌編集者らがコメントやアドバイスをするほか、7月末までに投稿された作品の中から最優秀作品を選び、のなか氏や編集者との会食ができる特典を用意する。

 オウケイウェイヴ事業開発局docuneチームの折戸光太郎氏は、同人誌作家や漫画を勉強している学生などに投稿を促すことで、「主催者が作者を囲い込むのではなく、(ユーザー同士の交流や評価で人気のコンテンツが生まれる)漫画版のMySpaceというようなインフラを作っていきたい」と語る。

オウケイウェイヴ事業開発局docuneチームの折戸光太郎氏 オウケイウェイヴ事業開発局docuneチームの折戸光太郎氏

 7月末の最優秀作品選出後は、ユーザーの反応を見た上で、「シナリオやキャラの設定をユーザーが書いて、プロの漫画家が執筆し、企業広告などとタイアップするといった構想もある」(折戸氏)という。

 また同社では今後、漫画やイラストに限らず、docuneを利用した企画も検討しており、「docuneのプラットフォームで何ができるか、可能性を探っていく」としている。

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